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婿の胴上げ (越後の奇祭)


 

南魚沼市(旧六日町)では毎年正月に、前の年に結婚した花婿を祝福し、神社の本堂で胴上げをするという新春恒例の伝統行事があり、2008年も2人の方が胴上げされました。

「婿の胴上げ」は、約450年前に当時の坂戸城主長尾政景が、城下の繁栄のために婿養子を祝い励まし、さらに立派な農兵に育てるために始められたといわれています。旧六日町の上町地区で行われるこの行事は毎年1月6日に八坂神社で行われ、最近では婿養子にこだわらず同地区内で結婚した新郎を地域住民が胴上げするようになりました。
(新潟県ホームページより)

 


婿の胴上げが行われる八坂神社前の様子
既に多くの方が集まっています
 

かがり火の周りに集まり、寒さを凌いだり、だるまや正月飾りを燃やしたりしています
 

八坂神社境内の様子
 

かがり火が点火された後から、お参りをする人々が集まり始めます
 

親子でお参りという姿も多数
 

お参りに来る方にはお神酒が勧められます
 

しばらくすると本堂にて神事が行われます
本堂はかなりの人で賑わいますが、前任の区長さんの話ですと「昔はこの倍は人がいた、寂しくなったもんだ」と嘆いていました

 

今年胴上げされる花婿2人の紹介
 

そして本堂全員にお神酒が振舞われます
 

皆で乾杯!
 

お神酒の後は皆で祝い歌を歌います
 

歌詞カードが配られるので、初めての方でも問題無く歌えます
まずは石場かち
 

次はお六甚句
 

花婿も歌に合わせて手拍子を打ちます
 

歌が終わり、またお神酒タイム
 

神事全般が終るとメインイベントの胴上げへと移ります
胴上げの準備の為、メガネや上着等を脱ぎます
 

脱いだ上着はお嫁さんへと手渡し
 

唯一の2ショット場面で皆が囃し立てます
 

この天井に向かって胴上げが行われます
 

そして胴上げ開始!
天井に届く勢いで胴上げされてます
 

胴上げする方もされる方も楽しそう!
 

胴上げ後の花婿
すっきりした清清しい表情です
 

胴上げを楽しみ帰路につく人々

 
 
 
 


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  南魚沼市六日町