ほだれ祭りとは (ほだれ祭公式ホームページより) ほだれとは「穂垂れ」つまり稲や粟がたわわに実り、穂先が垂れる形に由来する言葉で、農耕の実りを表します。道祖神のひとつである男根形のほだれ様は農耕の実りと人の実りを守る神様として、古くから信仰されてきました。
新潟県のほぼ中央に位置する栃尾市。(現長岡市) その市街からほぼ南へ7kmほどいった下来伝地区には、日本一の大きさを誇る「ほだれ様」が祀られており、毎年3月の第2日曜日には地区をあげて、高さ2.2m、重さ約600kgの巨大な男根形の御神体のご利益にあやかろうとする「ほだれ祭」が催されます。 栃尾に嫁いできた初嫁が神輿に乗った御神体にまたがり、これを村の男衆が担いで村内を練り歩き、五穀豊穣と子宝・安産を願います。小さな村の祭でしたが、噂が噂を呼んで、今では市外・県外からも観光客やカメラマンが訪れる祭となっています。
2006年1月1日に長岡市に合併された栃尾市。 長岡市の祭りとして初めて行われる越後の奇祭のほだれ祭をリポートします。
2006年のほだれ祭のポスター
午前11時、花火が打ち上げられ、祭が開始されました。
村人の手によって作られた200kgのしめ縄を村人の手により運び込まれます
県の重要文化財である大杉に〆縄を奉納します 大人10人以上で何とか奉納完了